カードの特性(コスト、名前、種族、パワー等)の見方と定義(全文)
カードの見方
総則 200.1. カードには、ゲーム中に必要な情報と、ゲーム中特に意味を成さない情報があります。 200.2. カードの部分の一部は特性(ゲーム中参照され、意味をなすもの)でもあります。特性とは、文明、コスト、カード名、種族、カードタイプ、パワーを指します。 200.3 特性は無視される事があります。 200.3a 進化などによってカードの下に置かれているカードは通常のゲーム中は特性が無視されています。ただし、カードを指定する場合、特性は参照されます。カード以外を指定する場合は参照されません。 例:光と水文明を持つクリーチャーの上に進化した水のクリーチャーは水のクリーチャーであり、パワーも種族も下のカードから影響されません。ただし、《テック団の波壊Go!》の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受けます。 例:《卍月 ガ・リュザーク 卍》の無月の門・絶は魔導具を参照しているため、《卍 デ・スザーク 卍 》の下にあるカードは参照できません。 200.3b 封印の特性は確認できません。封印をカード指定する場合、コストは0で、他の特性がないカードとして扱います。 200.3C 両面カードをカード指定する場合、表になっている面を参照します。
コスト
201.1. コストはカードの持つ特性です。通常カードの左上隅に記されている数字で示されています。
201.1a カードのマナコストの数値は、そのカードを実行するために支払う必要のあるマナの数を表します。
201.1b サイキックやドラグハートはマナコストを持ちますが、特別な効果が無い限り、超次元ゾーンからマナを支払って実行することはできません。
201.2. カードのコストを参照する場合、その数値を参照します。
201.2a 効果によってカードを実行する際のコストが変更されているときであっても、カードのコストを参照する場合は本来カードに書かれているコストを参照します。
例:《コッコ・ルピア》がいる状態であってもバトルゾーンにいる《ボルシャック・NEX》のコストは6 であり、コスト4 以下を破壊する《超次元ムシャ・ホール》の効果によっては破壊されません。
201.2b ツインパクトのように2 つのコストを持つカードが存在します。2 つのコストを持つカードのコストを効果や能力によって参照する場合、その効果や能力を使ったプレイヤーは、そのうちの好きな方のコストのみを参照します。
例:《7777777》を唱えたプレイヤーが対戦相手の山札の上から表向きにしたツインパクトカードを選んだ場合、《7777777》を唱えたプレイヤーが参照するコストを選びます。
201.2c ガチンコ・ジャッジでツインパクトのように 2 つのコストを持つカードを見せた場合、能力を使ったプレイヤーではなく、それを見せたプレイヤーが参照するコストを決定します。これは、201.2b の例外です。
カード名 202.1. カード名はカードの持つ特性です。通常カードの上部中央に記されています。 202.2. 効果によってプレイヤーが「カード名を1 つ指定する」場合、そのプレイヤーは実際に存在するカード名を選ばなければなりません。同じカード名部分を持ち、バリエーションの存在するカードの場合、それを含めて宣言する必要があります。(ただし、実際のゲームプレイにおいては双方のプレイヤーが認識できる呼び方でかまいません。) 202.3. カード名の一部を参照するカードが存在します。その場合、指定された名称をカード名に含むもの全てを参照します。 例:《ボルシャック・NEX》はカード名に「ルピア」という単語を含む全てのカードを参照します。《パープル・ピアス》のように単語が途中で区切られている場合は一致した単語とみなしません。 202.3a カード名を参照する時は、ルビを含めて完全一致したものを参照します。 202.4. カードに本来のカード名とは別に他のカード名を追加するカードが存在します。その場合、そのカードは2つのカード名を同時に持つことになります。 202.5. ゴッドがリンクしているとき、そのゴッドはリンクしている全てのカードのカード名を持ちます。 例:バトルゾーンに「リンクした《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》」と、「リンクした《龍神ヘヴィ》と《破壊神デス》」が同時にあるとき、これらのリンクしたゴッドはどちらも《龍神ヘヴィ》という名前を持ちます。この状況で《天使と悪魔の墳墓》を唱えた場合、どちらも名前に《龍神ヘヴィ》を持つクリーチャーなのでそれぞれ破壊されます。 202.6. 一部のカードのプロモ版やイラスト替え版は、通常カード名が記載されている行のすぐ下に、別名行があります。これらのカードは、ゲーム上とデッキ構築上は常に別名行に書かれているカード名だけを持ちます。 例:トランスフォーマーコラボカード《オプティマスプライム》は、ゲーム上とデッキ構築上は常に《“罰怒“ブランド》としてのみ扱います。 202.6a ゲーム中に、効果やルールによってクリーチャーの名前やカード名を指定する際、別名行を持つカードの上のカード名を指定することはできません。 例:《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》などが持つクリーチャーの名前やカード名を指定する能力で、《オプティマスプライム》や《バンブルビー》を指定することはできません。
種族 203.1. 種族はカードの持つ特性です。通常カード名のすぐ下に印刷されています。 203.2. いくつかの効果は、種族またはその一部を参照します。その場合、指定された名称を種族に含むもの全てを参照します。 例:「ドラゴン」を指定する効果は、種族に「ドラゴン」を含むカードをすべて参照します。 203.3. 効果によって種族が追加されることがあります。 203.4. 効果で種族を選ぶ場合、種族の一部分や存在しない種族を選ぶことはできません。 例:「サイバー」は単体で存在しない種族であり、選ぶことはできません。
カードタイプ 204.1. カードタイプはカードの持つ特性です。通常イラストのすぐ下に印刷されています。 204.2. カードタイプには、「クリーチャー」、「呪文」、「クロスギア」、「城」、「セル」、「ウエポン」、「フォートレス」、「鼓動」、「フィールド」、「コア」、「オーラ」、「儀」、「星雲」、「Artifact」、「土地」、「ルール・プラス」、「タマシード」があります。 204.3. カードは、特殊タイプを持つことがあります。それらはカードタイプの直前に書かれます。特殊タイプには、「進化」、「サイキック」、「サイキック・スーパー」、「エグザイル」、「ドラグハート」、「禁断」、「D2」、「NEO 」、「GR」、「スター進化」などがあります。 204.3a 「クリーチャー」は「進化」、「サイキック」、「サイキック・スーパー」、「エグザイル」、「ドラグハート」、「禁断」、「NEO」、「GR」、「スター進化」などを特殊タイプに持ちえます。 204.3b 「鼓動」は「禁断」を特殊タイプに持ちえます。 204.3c 「フィールド」は「D2」、「最終禁断」などを特殊タイプに持ちえます。
テキストボックス 205.1. テキストボックスは、カードの下半分にあります。多くの場合、ここにはそのカードの能力を定義するルール文章が書かれています。 205.1a キーワード能力の場合、テキストの前にキーワードが入ることがあります。テキストを参照する時は、キーワード部分は飛ばし、参照しません。 例:バトルゾーンに自分の《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》がいる時、相手のジャストダイバーを持つクリーチャーがバトルゾーンに出たらそのクリーチャーはマナゾーンに置かれます。 205.2. テキストボックスには、ゲーム上意味を持たない文章が書かれていることがあります。 205.2a 注釈文は、カッコでくくられた文章で、そのカードに適用されるルールの要約です。通常は対応する能力と同じ行に書かれていますが、能力ではなくカード全体の注釈の場合、独立した行に書かれていることもあります。 205.2b フレーバー・テキストは、ゲーム中特に意味を成しません。 205.3. テキストボックスの背後のシンボルは、ゲーム中特に意味を成しません。
パワー 206.1. パワーはカードの持つ特性です。通常、クリーチャー・カードの左下に記されている数字がパワーを表しています。パワーは効果によって修整を受けたりある値に変更されたりすることがあります。 206.2. 一部のクリーチャー・カードでは、パワー後ろに「+」や「-」が表記されることがあります。これはそのクリーチャーが自身の持つ能力によってパワーが変動することを示しています。 206.2a これらのクリーチャーはバトルゾーン以外の場所において、「+」や「-」の修正を受ける前の数値のパワーを持つものとして扱います。 206.3. 一部のカードはクリーチャーのパワーを固定する効果を持ちます。この効果が適用されている限り、他のいかなる効果もこの数値を変更することはできず、個々のクリーチャーの状態が変化してもパワーは固定されたままです。 例:バトルゾーンの全てのクリーチャーのパワーを500 に固定する効果がある状況で2 体以上のクリーチャーがリンクした場合、パワーを合算するのではなく、リンクしたクリーチャーのパワーは500 に固定されます。 206.4. 一部のカードはクリーチャーのパワーを倍にする効果を持ちます。この効果はそのほかのパワー増減を適用した後に行います。 例:パワー3000 のクリーチャーがいて、パワー+2000 とパワーを倍にする効果が同時にあった場合、まず3000+2000 で5000 となり、さらに倍にされて10000 のパワーを持ちます。
マナシンボル 207.1. サイキックとドラグハート、一部の禁断を除き、カードの中央下にはマナシンボルと数字が記されています。マナシンボルはそのカードの文明を表し、マナシンボル上の数値はマナゾーンにあるときにタップして生み出すことのできるマナの数を表しています。 207.2. 効果によってマナシンボル上の数値が変更されることがあります。 207.3. 無色カードのマナシンボルは文明を表していません。
そのほかの情報群 208.1. そのほか、カードには通常のゲーム中に意味をなさない情報が記載されています。 208.1a イラスト、イラストレーター名、レアリティシンボル、エキスパンションシンボル、エキスパンションコード、ブロックシンボル、権利表記、コレクター番号、フレーム、枠、タブやアイコンなどは通常、直接的にゲームに影響を与えることはありませんが、何らかの効果によって参照される可能性があります。 例:ソウルアイコン、H.C.アイコン、ビクトリーアイコンなど